2013年8月10日土曜日

3DプリンターCubeのエラーメッセージ【Filament Flow Fail】対処法

今日は異変がおきました。最初はとても調子がいいのですが、10分ほど経過すると
ヘッド内のフィラメントを引き込んでいるギヤがコツンコツンと空回りをするような音が出て、
Filament Flow Failというメッセージとともに突如作業をやめてしまうという現象に遭遇。

チェスのキングを作成しようとしたのに全て途中で空回りして止まってしまう。


3D System社のHPにこのエラーメッセージが発生したときの対処法が書かれていました。
要約はこうです。

Filament Flow Failはいくつかの原因で引き起こされる。プリントジェットには小さなギヤが内臓されいている。このギヤはフィラメントを内部に引き込み、ヒーターへ送り込む役割を持っている。
まれに、このギヤはスリップすることがあります。
このスリップが長時間続くと時々、ノズル内部でフィラメントが”混雑”してしまうことがあります。
このような現象が発生したときにディスプレイにFilament Flow Failと表示されます。
しかし心配することはありません、以下に紹介するいくつかの方法ですばやくプリンタの異常を修復することができます。

まず最初の対処法はカートリッジからスムーズにフィラメントを引き出すことができるかどうかを調べてください。スムーズに引き出すことができるならばカートリッジに問題はありません。
カートリッジの交換コマンドを選んで指示通りに進めてください。
もし仮にまだFilament Flow Failという表示がでるならば、付属のノズル詰まり除去ワイヤーを使用する必要があります。
このワイヤーを手元に置き、カートリッジチェンジを開始します。通常のステップをこなしていき、新しいフィラメントを挿入してくださいというステップに来たところで、フィラメントの代わりに詰まり除去ワイヤを差し込みます。何回か出し入れすると詰まっていたフィラメントカスがプリンターヘッドから排出されるかもしれません。
プリンターヘッド内部のギヤが回転をやめるまでこのワイヤーによる除去作業を続けます。

最後に、あらためてもう一度 カートリッジチェンジを開始してください。今度は通常の作業でフィラメントを挿入します。
Firament Flow Failが解決されたことを確かめるために、テストとして小さなモデルをプリントアウトしてみてください。

【Filament Flow Failの実際の対処法 写真つきで説明します】
1.フィラメントを抜く
 LOAD CARTRIDGEを押してください。
 
 次の画面では右下のチェックマークを押します。

 画面のとおりに作業を進め、フィラメントを取り外します。
 ノズル付近で異常が起こっているので、フィラメントの引き抜きはいつも以上に慎重に行ってください。強く引きすぎると、このようにノズル上部に短いフィラメントが残されてしまいます。
 

これをとるために、ファンを外しましたが。
ファンの固定部がアースになっているようで、ファンを外した状態でCubeの電源をいれるのは危険です。暴走します。絶対にやめておいたほうが良いです。
 そうやっていろいろ試行錯誤しているうちに、結局はLOAD CARTRIDGEのフィラメント除去工程で、ギヤの回転により勝手に上部へ排出されました。

   ヘッド内部に取り残されていた フィラメント


ただし、このようなフィラメントが取れたからといって安心してはいけません。
Filament Flow Failの黒幕はノズル内部にたまったカスです。
このカスを取り除くためにノズル詰まり用のワイヤーを使用します。

 
このワイヤーを使い、ノズル内のクリーニングをするには並外れたテクニックが必要です。
説明書が適当すぎて、取り扱い説明書を隅々まで読んでもこのテクニックを習得することは不可能です。

重要なのはノズル内部のカスを溶かしてノズル先端から排出すること。
自己責任ですが、ヘッドのカバーを取り外してから作業すると、ワイヤーの先端位置を把握しやすいです。カバーは写真にうつっている二つのビスだけで固定されています。取り外しは楽チンです。

このワイヤーをいれるタイミングは、LOAD CARTRIDGEの新しいフィラメントを挿入する工程です。
このときにフィラメントではなくワイヤーをいれます。

ワイヤーはただ闇雲に出し入れするのではなく下図に示す「カスがたまっているエリア」でカスをノズル先端に押し出すように動かします。画像はヘッドユニットのカバーを外して、左側の側面から撮影しています。

ワイヤーをいれると、ノズル先端から残留フィラメントが排出されます。
また、ワイヤー自体にも残留フィラメントがまとわりつくので、
こまめにワイヤーを取り出して付着したフィラメントをふき取ります。

ワイヤーを引き抜くときに、フィラメント駆動ギヤやガイドプーリーに ワイヤーにまとわりついたフィラメントをくっつけることがないように、まっすぐスッと引き抜きます。
ワイヤーをガサゴソするのはカスがたまっている区間だけ ということです。

この作業を何度か繰り返していると、ワイヤーにまとわりつくフィラメントがなくなります。ノズル先端からの排出も無くなればOKです。

LOAD CARTRIDGEが終了するまで放置しておきます。

これでワイヤーを使用した ノズル詰まり除去作業は終了です。


もう一度改めて、LOAD CARTRIDGEをスタートし、下の画面では左下の×を押します。
フィラメントの先端はキズがついているはずですので、その部位を忘れずにカットしてください。
そして、画面の指示に従ってフィラメント挿入作業をすれば完了です。


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