2015年1月28日水曜日

【機械製図】溶接記号の二重基線(破線)について

1.基線だけのとき(JIS Z3021)

    三角法の図面の場合

  ・基線の上に溶接記号があると、矢印の反対側を溶接する。
  ・基線の下に溶接記号があると、矢印がある側を溶接する。

  一角法の図面の場合
  ・基線の上に溶接記号があると、矢印のある側を溶接する。
  ・基線の下に溶接記号があると、矢印の反対側を溶接する。



2.二重基線(破線)を使用するとき(ISO2553)

  ・基線がある側に溶接記号があると、矢印のある側を溶接する。
  ・二重基線がある側に溶接記号があると、矢印の反対側を溶接する。


基線が下、二重基線が上にある場合
1と2の表記法の間で溶接記号の上下と、溶接する側は同一の意味となる。


同じ図面に1と2の二つの表記法を混在させてはならない。(JIS Z3021)






2014年12月20日土曜日

ティラノサウルスを3Dモデリングする

Sculptrisでティラノサウルスをモデリングします。

Sculptrisとは粘土をこねるような感覚で3Dモデリングができるフリーソフトです。
特に恐竜のようなつるっとした生物を作るのは得意なソフトです。

まずは題材であるティラノサウルスの画像を集めます。

この画像を背景にして、モデリング作業をしていくわけです。
こうやって見るとティラノサウルスも様々な想像図があるんですね。

直立して尻尾を引きずっているのはふるーいタイプです。ゴジラっぽくてこれもGoodです。

まずは大まかなフォルムを作っていきます。左右対称となるミラーモードで作っていきます。


尻尾の太さや足の角度などなど、よく写真を見比べながら作ります。ディテールはあとまわしです。




 そして、次は太い血管や足の筋肉の溝、足と胴体の境目など削ったり描いたりします。これらの血管や筋肉の溝は体の内側にあるものですのでこれほどクッキリとしていないのですが、次のディテールを作っていく工程を進める中で増えすぎたメッシュを減らすのですがそのときに、だんだんと自然になじんでいきます。





 さあ、続けて足や手の指などまで作ります。
頭が小さくてゴジラっぽかったので、かなり修正しました。
トイストーリーのレックスになってしまった?
前工程の溝がなじんできています。





最後に歯を作ったり目や体のシワを作ります。
出来上がりです。自立できるように足を作ってみたのですが少しかっこ悪くなってしまいました。